DON’T WANNA CRY

2004年11月14日 音楽
 「DON’T WANNA CRY]

 アムロの熱心なリスナーではないんだけど、個人的にアムロで
 思い浮かぶのはこの曲。

 今でも度々耳にするアムロの曲を聴いていても、一番アムロの良さが出るのはこの曲な感じだと思う。

 95年あたりだったと思うけど、今聴いても新鮮。

 もろチキチキなR&Bビートでやるのもいいんだけど、みんな同じように聴こえてしまうし、MISIAくらい歌唱力があるか、CHEMISTRYみたいにずば抜けたメローセンスがなくちゃ。
  
 この曲展開の仕方が絶妙。妙に感傷的な歌詞もあいまって、通して聴いても飽きる事がない。。

 発売されてから10年くらい経つが、未だ時々口ずさんでしまう。
 BLACKへのノスタルジーを日本人の音で表現した名曲。
 
 
 
そのBEASTIE BOYSより柔らかくて鋭いメッセージとともに

今がキャリアの中で一番脂が乗ってるような感じが。

もう現役でいてくれるだけで十分。

音は昔から保障済みだし。

OLD SCHOOLのフレーズも多いし。GRANDMASTER FLASHの「MESSAGE]とか。今はやっぱり流行なのかな。

BREAKEBEATS回帰。4年のインターバルはHIPHOPの初期衝動を思い出すための4年間。

「やっぱHIPHOPが好きだわー」

スチャを聴くたびそう思う。

個人的に原点回帰。

CHAMBERS・STEADY&CO

2004年11月10日 音楽
いつの間にか影響を受けてたと思わされたのがごく最近だった。

 久々に聴いて驚いた。
 
 今でこそ巷に溢れかえるJAZZY HIPHOP。日本人が作った作品としては間違いなく本作が金字塔。

 HIPHOP層からはことごとく無視されてしまった迷える名作は今をもって輝きを放つ。

 KJ自身は「90年代中期の音を意識した」と言っていたが、

 あえて言うなら95年、6年あたりのUNDERGROUNDか。

 しかし、本作からは2005年、2006年型JAPANESE HIPHOPと言うべきか。

 ECDがかつて何かの雑誌に
 「見つけてる人は見つけてるはずだ。向こうになくてこっちにあるもの」

 抽象性の高いその言葉の意味が、今になって響き始めた。

globe

2004年11月8日 音楽
150円という破格の値段購入した1STと2ND。

 OZZYさんのGLOBE評と同じく、実際聴いて感じた事は小室音楽の核は1STに集約されてるのではないかと言う事です。

僕もTMNを聴いて、いわゆるキャッチーなグルーブセンスを磨いてきたので、その路線でいくとこの作品にたどり着くというのは、
なるほど!と言う感じです。

比べて2NDは確信犯的作品であるように思えるんです。

1STの明るさに何故こうストイックな。。。。

ストイックにキャッチーという発想なんですね。

かつてTMN時代から「KISS YOU]等、実験性の高い音にキャッチーなサビを混ぜるという曲はいくつかありました。

キーはキャッチーでした。小室氏はキャッチーの使い方が天才的だ。芯のない音楽と表現されるのと紙一重なその言葉は、ふり幅、いわゆる間の取り方で劇的に変化する。

つまり名曲がさらに名曲になるのもたやすい。

僕等の音楽で見た「FEEL LIKE DANCE](PIANO VER)はほら。。。

そういうことなんです。
 「思考を止めるな」

 こう伝えているようにしか聴こえなかった。

 この作品から掲げられている問題事項は、一種人種の壁がつきまとう。黒人だから。。。日本人だから。。。

 問題意識を共有することはできるはずだ。

 こう言われたからこうするんじゃなくて、どう取り組むかなんだと思う。

 「WHAT’S GOING ON」

 こんなに説得力ある。愛を声高に叫びまくった人間臭さ全開

 のエロ親父に言われちゃ当然か。

 「SOUL]を「SOUL]たらしめた珠玉の金字塔。

To the 5 Boroughs

2004年10月25日 音楽
カラフルな色使いで、ただでさえカラフルな曲達なのに
「ダサいんだけど、かっこいい」な感じ(あえて!)にして、なおかつ
インスト系ブレイクの多用により、近未来的なナンチャラな感じにして。。。。

と前作「HELLO NASTY]の感想を一言。

僕、前作の方が好きかも。

原点回帰とかいつつ、どこに原点回帰なのか?TRIPLE TROUBLEのようにオールドスクール回帰?流行への回帰?

曲単位では小粒揃いなんだよ。でもなーなんだろーなー。
ただカッコいいっていう言葉の解釈なんだけど。

兄さんにはいつまでもダサかっこいい存在でいて欲しいだけなんですよ。
 

Dandelion

2004年10月24日 音楽
あえてDANDELIONを表題曲にもってったのは消費者へのニーズを
期待したのか?音楽的な冒険心は一曲目ではできなかったのか? 

 一瞬疑ってしまうくらいハイライトは2曲目。この曲はGALAXYへの伏線とも取れる。

 TIME TO GOではDRUM&BASS、そしてピコピコ系DISCOへ。

 ん?じゃあ黄昏は?

 彼等は感覚なんだ。。。ころころ変わる音楽性もまた

 「魅力的な不安定さ」なんじゃないのかい?

FACES PLACES

2004年10月24日 音楽
今日の「僕等の音楽」のゲストは小室哲哉だった。正直に話すと、ここ数年間は小室哲哉関連の作品は耳にした記憶がない。

というか興味なかったと言った方がいい。

OZZYさんのこの作品へのコメントや「FEEL LIKE DANCE」のPIANO
 VERを聴いてもう一度じっくり聴く必要性を感じた。

小室氏は売れる音楽には何かがあって、売れない音楽には理由があると言っていた。

その何かが知りたい。

それは自分の音楽性、選曲の色に何かを補色してくれるものだ

という直感なんだけれど。

明日BOOK OFFへ。
  

RIPSLYMEのFIVEは、HIPHOPという枠での具体性、多くは錯覚なんだけど、それを抽象化しHIPHOPの全体像を見えにくくしたという面で名盤といわれる。つまり、自由なARTFORMであること。何でもありだということ。

発売当時、多くの関係者はこぞってこの作品を中傷し、非難した。なぜか?みなそれぞれが描いているHIPHOP像を、この作品によって崩されるの恐れたから。またチャートの上位に登る事で、HIPHOPってこんなんだよっていうイメージがつくのが嫌だったから(アンダーグラウンド精神)。

最近になってこの作品の意義が見直されてきた。HIPHOPが多様化されるにつれて、多くの価値観が存在するようになった。純粋に音楽のよさを追求していく人が増えてきたから。

そして驚いた。RIPの「FIVE]と同質以上の音楽性をもつ作品が誕生した。
 
HIPHOPとしてではなく、一良質の音楽として聴いて欲しい。

PLANET SHININGから試行錯誤を繰り返してきた彼等の、メンバーの脱退を得てたどり着いた、完成形がここにある。

まさかこんな作品が作れるとは思ってもみなかった。2004年という時期を考えると歴史的意義のようなものは感じ取れないかもしれない。もともとクロスオーバーな事をしていた人達だったし。

でも確認することはできるはずだ。

「いいBEATならジャンルは関係ない」(アフリカバンバータ)

ガグル〜

2004年9月7日 音楽
11日、12日と新木場の野外FES[RAW LIFE]に行く予定です。めっちゃ楽しみ。なんせ今年初ですから。。
 
 13日からは友達と二人で西日本を旅する予定です。所詮4,5日の旅です(もちろん貧乏旅行、貧乏大学生)が、様々なものを見て、色々考えていこうと思います。
なんにしても金がかかるわけですから、その分有意義に使わないと意味ないですよね。

 とりあえず、今回は九州までは行かず山口くらいまで行こうかなと思ってます。その間で、宮島や原爆ドーム、瀬戸内海、、、見れるものは何でも見物してきます。

来週はとにかく予定が目白押しなんで、今週はバイトでしっかり稼がなきゃ。

gagleのNEW。ただかっこいい。活動の姿勢にCREATIVE魂が垣間見える。歌い文句のJAZZYだけじゃない。最高にSWINGで、ROCKで、HIPHOPな傑作。

ORIGINAL LOVEと夏

2004年8月8日 音楽
オリジナル・ラブ ORIGINAL LOVE

日本もアジアカップで優勝して、一気に安心した。2点目はありゃGODHANDなんでしょうが、関係ない。勝てばいい。

急に部屋が蒸し暑くなってきた。こんな時はこの人たちの甘い歌声に酔いしれましょう。さらに蒸し暑さが増殖してきますよ。

その甘みは実は黒さの表れだったり。

黒いな。黒好きの僕にはたまりません。解釈上TUBEも僕的には黒い。。

特に「THE SEASON IN THE SUN」収録の86年アルバム。強烈。80年台は歌詞が過激で面白い。

今夏はコレに決定。

リラックス的解釈で乗り切りましょう。それが一番。

いつも70%。でも80%。睡眠で85%。

音さえあればと思いつつ。でも音と精神の限界を感じつつ。

実感のない今を生きてる日々。ただの暇人家。
シャーデー CD ソニーミュージックエンタテインメント

確かに彼女のダイヤモンド・ライフはここから始まった。

SALESより人々に与えた影響の方が遥かに大きい彼女は偉大だ。

余りに偉大。

そこに私情を挟む過ちは犯さない。

全てのアルバムに創造性がやどった。音が生き物である事の実証。

大好きです。
AFRA CD ゼロスタジオ 2003/10/22 ¥2,300Intro (Music:Afra)

以前ラゼールのBEATBOXを生で聴いて、正直に話すとAFRAとは実力の差を感じずにはいられなかった。それくらい彼のBEATBOXは次元を超えてたし、音のクリアさと、その出す声の幅は余りに未知数だ。それは仕方がない。そのキャリアを考えれば。

でも実際あのCMでかなりやられた事は確かだし、AFRAの実力もかなり未知数だ。最近出たスクラッチ系ドキュメンタリーで
彼は言ってた。「なんでもやってみなければわからない」 まったく同感。なんでもやってく事は大切なんだ。現状に満足せず、本当に世界で認められるようなARTISTになって欲しい。

BEATBOXをやる環境ではそのSTYLEが一番だと思う。
(スチャのPROだったり、ZAMURAI出演だったり{KENTARO,HIFANA、TUCKER等気税のARTISTが出演するイベント})BEATBOXでその音楽の枠ですら飛び出していくくらいの存在になって欲しいと思います。そのタイトル名に偽りなし。
世界で一番多様な音楽が混在しているENGLANDという国の地下音楽がどのようにして、HIPHOPやDUBさらには、GROUNDBEAT,ジャングル、そして2ステップいたるまで、そのルーツの過渡期である80年台の貴重な記録。。。

音はチープで荒々しいが、そこを魅力的でもあります。
US主導のシーンの中で自らの立ち位置を必死で模索して、築き上げたその唯一の音は現在に様々なフォロワーを生む。

その姿勢はUK BLACKのあり方と一つのベクトルで繋がる。

偶然というより必然がもっとも良く似合うUKという土地が生んだその歴史が詰まっている。

TIME TO GO

2004年7月13日 音楽
8月31日に下北沢のクラブで今回は僕と大学の友達がオーガナイズしてオールジャンルのイベントを開催する事になりました。3月にも同様なイベントに参加させてもらったんですが、それが楽しくてまた開くことになりました。

今回は僕が通うA大と服飾の専門学校2校の音楽好きな奴等が、縦横無尽に様々なジャンルの音楽をかけたいようにかけて、楽しむ、踊る、をコンセプトに設定。様々な出会いもあるだろうし、仲間も広がるだろうし、とにかく楽しんでもらいたいのと、僕個人的にも音的に面白いことしたいっていうのがあっていい機会だなと思ってます。

ROCKあり、HIPHOPあり、J−POPあり、DUBやSKAもあり、もーなんでもあり〜。今はまだクラブのBOOKINGしてフライヤーをする企画段階なんですが、これからさらにもっと面白いことを考えていきたいなと。

このRIPSLYMEの3枚目は質感がPOPの進化したような感じがします。もちろんこのような曲がHIPHOPの箱でかかってもいいだろうし、むしろ俺がかけるぞばりの勢いなんですけど・・。こういうのにBREAKBEATSやOLDSCHOOLとか、こういう路線のJ−POPとかも全然一緒につなげられる。POPさを残しつつ様々な音楽をかけて色を出していく事。音楽は多様なジャンルが存在して成り立っている事を保守層に意識化させること。つまり単に楽しんで欲しいって事。だからM−FLOとかが今やってるCROSSOVERなことはすごい共感できる。多くの音を聴く事は確実に刺激になると思ってます。

こういう今考えている事が具体化しやすいのが今回やる路線のイベントだったりするわけです。

To the 5 Boroughs

2004年7月10日 音楽
Beastie Boys CD Capitol 2004/06/15 ¥2,171

僕は基本的に買うのはLPです。LPと値段の差が激しいUK SOULなんかはCDで買うってのもありますが。今回のBEASTIEのNEWもLPで買いました。6曲めTRIPLE TROUBLEがめちゃかっけくて、こりゃ買うしかないなと。SINGLEカットされた1曲目はもちろん12インチで買いました。こいつら40には見えません。。。

BEASTIEの好きなところはそのはっちゃけ具合に尽きる。音的にも面白いし。ドラムの処理具合とか業界随一なんじゃ。あーかっこいいって感覚で納得できるARTIST少ないんじゃないでしょうか。是非!今年のサマソニ出演予定!
OutKast CD Arista 2003/09/23 ¥2,476The Love Below

お久しぶりです。忙しかったのもあいまってすっかり書き忘れてました。。。これからも不定期に私の音楽レビュー(すっかり趣味ですが)を書き出していくのでお付き合いください。

最近はおもしろい音が好きなんで、OUTKASTのNEWはお気に入りです。前作もぶっ壊れた感じが全快だったんで、今回はどーなんじゃろかと思っていたわけですが、え?2枚組み?な今回はたまげてしまいました。HEY YAなんて歌ってるし。。

音楽活動をやっている人はひたすらその音を追求するから、オリジナリテイーを出しつつ、どんどんSTYLEを変えていくのだ。彼等溢れる音楽探求を自分の中に取り込みながら、いわゆるHIPHOPのART FORMを広げている。MAINSTREAMでそれをやってのけた意義は素晴らしいものだと思うし、なによりNERDとならんで純粋に多くのジャンルを取り込める事。あんたらは1STから今作に至るまでホントに外しがない。これは驚異というほかない。その無意識の変態具合で世界を変えてください。
スティービー・ワンダー CD ユニバーサルインターナショナル 2000/06/28 ¥1,835 前作、次作、次々作と並び、スティービー・ワンダーの最高傑作と称される1973年発表のアルバム。

BLACK系雑誌のBMRの「20世紀の遺産特集」でもライター3人がこの作品を挙げていた程、全ジャンルの音楽を包括しても、最重要だと思われる作品である事は疑いがないです。

というかSTEVIEでしか作り上げることができなかったであろう奇跡の一枚(それは彼の障害を理由に挙げるものではなく)。

シングルカットされたTOO HIGHにHIGHER GROUND等ホントに全ての曲に捨て曲なし!特にラストのHE’S MISSTRA KNOW IT ALLは涙を誘う美しすぎる曲です。

純粋にいい音をいい音だと感じ取れる瞬間、音の間が素晴らしすぎる。

LIFE

2004年6月11日 音楽
MONDO GROSSO bird Yoshito Tanaka 大沢伸一 FACE CD ソニーミュージックエンタテインメント 2000/05/24 ¥1,223

とっても思い出深い一曲。この曲聴くと、当時高校生だったあの時の記憶とか思いとか、色んなものが蘇ってくる。

曲としてもとてもすがすがしくて、ほろ苦い感じがする。

こんな時期だからこそもう一度聴きたいそんな曲。

昨日、新宿のクラブで友達のラッパーのライブDJをやりました。雨でお客さんの人数も少なくて身内イベントになってしまったのは残念ですが。。。

最近家でよく聴いているのはEVERYTHING BUT GIRLです。心地よいアコーステイックの音色がたまりません。家ではHIPHOPとかはそんなに聴かずに、多くのいい音楽を聴いて日々の生活を送っています。

あ、前最近買った12インチのアナログを前紹介するといって書いていませんでしたね。

1 音の細道 ASAYAKE PRODUCTION

2 THE KICK CLAP  STARVING ARTISTS CREW

3 RUFUSIZED  RUFUS FEAT CHAKA 
4 I’M EVERY WOMAN  CHAKA KHAN

5 TAKE IT E’Z (JAZZ INST)  COMMON SENSE

なんて感じです。5番のCOMMONの曲はネットでは万超えしちゃうような曲なんですが、再発で盤質も良くない状態で800円で見つけちゃってですね、ホントに探してたやつなんで省みず買ってしまいました。でもその日一日気分が良かったです。
ラゼール CD ユニバーサルインターナショナル 1999/08/25 ¥2,541

今FUJIZEROXのCMで口でヤバイビートをたたき出してるAFRA君をご存知でしょうか?

そのAFRA君がBEATBOXを始めたきっかけとなった人物がこの人。元ROOTSのRAHZELなんです。

人間BEATMACHINEとも言うべきこの人、今日本に来ててます。そして、今日6日DISK UNION淵野辺にてインストアライブを行い、7日には渋谷タワーレコードでそのAFRA君とライブをやるらしいんですよ。

まさか淵野辺にそんな大物が来るなんてまさかと思いましたよ。

正直。いや〜ありえない〜。

このジャケットほんとださいんですが、中身は保障します。
人間スクラッチがいかなるもんなのかためしにどうぞ。

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