Shelter

2005年1月26日 音楽
The Brand New Heavies CD

相互LINKして頂いてる関さんの要望で去年よく聴いた作品を紹介したいと思います。

ACID JAZZやUK SOULが好きな人ならば知らない人はいないGROUPです。80年代後期から活躍してる人たちで、名曲は数あれど、あえて4作目にあたる作品を持ってきたのは「YOU ARE THE UNIVERSE]収録だからです。

去年のみならず、ここ数年ずっとFAVORITEですが一度も飽きた事がありません。
むしろ、そこから多くの発見があるくらいです。

歌物好きDJにとって「YOU ARE THE UNIVERSE]をイベントでかけることはお約束のようなものです。

作品自体は良質なR&B SOUNDという感じで、変化を求める人にとっては少々飽き易いかもしれませんが、歌物の王道を理解する上でこの上ない作品だと思っています。

Viva La Revolution

2005年1月23日 音楽
Dragon Ash 降谷建志 CD ビクターエンタテインメント 1999/07/23 ¥3,045

「LET YOURSELF GO・・」この曲が出たときの事を思い出していた。金髪にハットをかぶった怖そうな兄ちゃんと、アフロのでかいのと、赤のオープンカーが映ったプロモが目に焼きついていた。

当時中3。音楽的にも全く無知だったし、あーゆうカッコもよく知らなかったし、なんかとにかくカッコヨカッタ。「日はまた昇り繰り返す」「UNDER AGE’S SONG]なんて曲を聴いて、またさらにやられて。。

あの当時は思想ばかりが優先していたけど、初めて聴いたときに「なんだ!」って思わせるほどインパクトの強い出だしと、かと思ったら、狙ってるとしか思えないほど哀愁性の高いメロデイーとのバランス。

型にはまらない奔放さ。あの時代の価値観と彼等のそういった姿勢が絶妙にLINKして時代の窮児みたいに持てはやされていた。
後に思想は曲げられ、迷走してもその音楽センスは廃れなかった。むしろますます優しくなってる気がする。

その集大成が「HARVEST」。ほら全然型にはまってない。
James Brown CD Polydor 2003/06/17 ¥1,093

One Word Extinguisher

2005年1月22日 音楽
Prefuse 73 CD Warp 2003/05/06 ¥1,860

上のJAMES BROWNはカットアップネタの元祖だと思っていて、

つまり「ゲロッパ、ゲロッパ・・SEX MACHINE]等の有名フレーズ
を他の曲と交互に組み替えたり、「PAY BACK](FINAL MIXDOWN)、「FEELIN JAMES」,「LESSON]シリーズ等の曲で有名です。

80年代のNORMAN COOK(FATBOY SLIM)はこんな事ばかりやっていて、当時かれのREMIXには外しがないとさえ言われていたそうな。

音響系のおけるカットアップが登場した時期は定かではありませんが、PRFUSEの存在は音響系カットアップフリークには神です。確実に昇天させる展開とぶっこみのインパクトはこれに追随するものは他におりません。

JAMES BROWNとPREFUSEの融合を密かに期待しておりますが。

ありえませんよね。

Raising Hell

2005年1月20日 音楽
RUN D.M.C. CD Profile 1999/06/01 ¥1,969

Check Your Head

2005年1月20日 音楽
Beastie Boys CD Grand Royal 1992/04/21 ¥1,311

3 Feet High and Rising

2005年1月20日 音楽
De La Soul CD Tommy Boy 2001/10/09 ¥1,969

こんなにカラフル。遠回りしたけど、結局行き着いたのはここだった。自分の好きなものには正直でいたいと確認。

高校一年。錆びれてない時に出会ったのも、、また何かの縁なんだろうな(笑)

ここ数日はやっぱり大好きなOLD SCHOOL、MIDDLE SCHOOLを紹介します。
The Pharcyde CD Delicious Vinyl/Rhino 2001/03/20 ¥1,969

下の4作は僕がRARE GROOVEだと思う作品達です。
ホントにかっこいい。

このアルバムのカット「SOUL FLOWER](REMIX)はイベントで一番いいところでかけるようにしています。(トップランナーでFUMIYAが紹介してた曲です)

RIPSLYMEはもろこの人たちの影響を受けてます。って本人達が実際話してました。聴けばあ〜ってなりますよ。

もちろん僕もですけど。

スチャダラ外伝

2005年1月19日 音楽
スチャダラパー 松本真介 光島誠 小沢健二 CD KRE 1994/04/01 ¥2,243

Endtroducing...

2005年1月19日 音楽
DJ Shadow CD Mo’ Wax 1996/11/19
Pete Rock & C.L. Smooth CD Elektra/Asylum 1992/06/09
The Roots CD DGC 1995/01/17 ¥1,093

Resurrection

2005年1月19日 音楽
Common Sense CD Ruthless 1994/10/25 ¥1,860

前にsteady&coのレヴューで今はJAZZY系HIPHOPのバブルだと書きました。

以前からの評価自体に変化はありませんが、この時期に聴いてみる事は相対的な評価のきっかけになるのではないでしょうか。

JAZZY系RAP ARTIST全てがこの作品に多大な影響を受けていると断言できる。

94年GOLDEN ERAが生んだHIPHOP系RAREGROOVEの原点。
アラウンド・ザ・ウェイ

この人たち知ってます?

REALLY INTO YOUというR&B史上屈指の名曲を残して消えた幻の一発屋さん。まだDMRが地下にあった頃なんですが、何かの雑誌でそこのスタッフが、「ここ5年間でこの曲を超える曲に出会った事がない」と言っておりました。

CDだと探せば、BOOK OFFで250円で買える品です。
レコードだと再発はよく見かけますが、オリジナルはまだ4000円位するんじゃないでしょうか。

ネタがネタだといってセコイという声もチラホラ聞こえますが、
そんな事言ってここまでの曲に仕上がるとは誰も予想してなかったでしょう。

僕にとっては思い出の一曲。
もう2004年も終わりです。今年は去年以上によく考え、動いた年だったように思う。いい事ばかりではなかったけど、迷いがない点では今年は上り調子だった感はあります。今の調子であきらめずに頑張りつつ”けたい。音楽的なSTYLEもどんどん変化していく中で、自分がこれからどんな風に変わっていくのかまったく分かりませんが、とにかく何に対しても偏見を持たずに、自分の感覚にひっかかるものを大事にしていこうと思います。

それでは今年イベントでお世話になった10枚を。

1 ERIC B AND RAKIM   I KNOW YOU GOT SOUL(SIX MINUTES                          MIX)

2 PHARCYDE       SOULFLOWER(REMIX)                       

3 FREEDOM        GET UP AND DANCE

4 DJ SPINNA       ROCK(GRAND FINAL)

5 BEASTIE BOYS     TRIPLE TROUBLE

6 JACKSON5       I WANT YOU BACK88REMIX

7 ASAYAKE PRODUCTION  音の細道他SINGLE全て

8 RIP SLYME       UNDERLINE NO5(CHARI CHARI
                     MIX)
9 AYB FORCE       CUT UP EP

10 LOLEATTA HOLLOWAY   RUNAWAY

11 BRAND NEW HEAVIES  YOU ARE THE UNIVERSE

Illmatic

2004年12月21日 音楽
Nas CD Columbia 1994/04/19

かのKRUSHはHIPHOPの魅力を「ドラムの鳴り」と表現した。全く以って同感。そのドラムは様々な形に変化し、多くの音楽が作り出されていった。

ドラムに対する美学を多様性に求める人達にとっては、DRUM&BASS、BREAKEBEATSに傾倒しする。それを前者とすれば、後者は?

NASの1STはKRUSHのいういわゆる「ドラムの鳴り」の魅力がつまったあの時代の到達点。

KRUSHの「STRICTLY TURNTABELISED]は東の金字塔なら、NASの「ILLMATIC」は西の金字塔。

10年という歳月を経ても色あせずに輝きを放つ。

Dig Your Own Hole

2004年12月15日 音楽
Chemical Brothers

最近の僕の音の聴き方は、その音楽をいかに自分の選曲に応用するか?というよりできるかという事に重点を置いてるので、どうしてもレビューに偏りが出てしまいます。

これまでBLACK系の音を中心に聴いてきて、ここ1年程の間で幅広く様々な音楽を聴くようになってきました。

そして思うことは、心に響く音楽は枠など必要ないという事です。

多くの音楽を聴くようになった事は、確実に自分の選曲にも反映しています。

最近ではHIPHOPからDANCE CLASSICにBREAK BEATSにR&BやREGGE、JAZZやDISCO系まで多くの音楽を自分の色に変えられるような選曲ができるよう模索しています。

「DIG YOUR OWN HOLE]

その言葉は常に自分に言い聞かせていたい。

もちろんこの作品にはこの言葉に値する深さがある。

話はいつも単純。かっこいい。それだけで十分。

MASTERPIECE (初回)

2004年12月2日 音楽
RIP SLYME

まだ若い僕の目からは、初めは物足りなく感じてしまった。彼等の持つセンチメンタルな音楽性はそれを具体的に音だけで表現できるものではなかったからだ。

僕はどこかでリップの好奇心溢れる作品を期待していた。

しかし物足りなく思った反面、こうきたかと不意を付かれたのも事実。

何回も聞き返した。

そして反省した。僕は自分のロジックで見すぎていた。

リップの持つセンチメンタリズムとFUMIYAの作るTRACKが狂いなく融合した「黄昏サラウンド」目の当たりにした。

トップランナーに出演していたとき、FUMIYAは
  「TRACKとRAP合わせて100になるように曲は作る。作りすぎたら抜く作業をする」

 と言っていた。既に崩しの域。これが「MASTERPIECE]たる所以か。

One×One (CCCD)

2004年11月25日 音楽
CHEMISTRY

「君をさがしてた」REMIXでシーモネーターを起用したり、韻シストREMIXがあったりと、果てはM−FLOとスペーシーなコラボ曲を作ってしまったり(それが余りに高いクオリテイー!!)と中々面白い事やってんなと思ってました。

そしてこの作品を手にしたわけですが、実際は飽くなきR&Bを追求した正統派な内容でした。

UKR&Bを聴いた時の感覚のような心地よい作品。

SINGLEのB面でやってのけるFUNKYな人選でのREMIXへの好奇心は閉鎖的なR&Bシーンに対しても新鮮に響くし、それでもアルバムでは正統派R&Bを踏襲する事は、R&Bへの深い愛情から成せるものだ。だからこそいっそうこの王道と好奇心の感覚のバランスを大切にしてほしい。

eastend×yuriを思う

2004年11月21日 音楽
GAKU-MC GAKU

このグループをご存知でしょうか。「DAYONE]や「まいっか」等数枚の大ヒットSINGLEを残してFADE OUTした、RIPやKICKより先にチャートで1位を取ったHIPHOP GROUP。

去年EASTENDがRE UNITしたのをきっかけとして、家の隅に奇跡的に置いてあったCDを聞き直してみた。

音はすこぶる気持ちいい。

多くの雑誌で彼等をHIPHOPの文脈で語られる事はない。見たことがない。今よりハードコア色の強かったあの当時、またたくまにチャートを制してしまったいわゆるJ-RAPはどう扱われたんだろう。

音はこんなに気持ちいいのに。こんなにHIPHOPなのに。

EASTENDだけなら評価も違っただろうと思う。YURIの起用は余りに商業的過ぎる。EASTENDとはキャリアも違うし,曲を聴けば差は明確。

始めは、初めて聞くRAPのもの珍しさに食いついたリスナーも所詮一過性の流行だろうと、飽きていったのだろう。

それでも今でも十分聴ける。

数年前のBLAST誌でほんの一行だけ、EASTEND×YURIに関する記述を見たことがある。
「結果的に何も残せなかった彼等と違って」

何も違わなくない。EASTENDがいたから。そう彼等がいたから。

時代の必然だったのだ。土台は作った。

不遇のGROUPへの再評価。

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