新人クレバ

2005年3月9日 音楽
KREVA

krevaの作りたい音楽は歌謡曲なんだと思う。
極端に音数を減らしてメロデイーを強調した曲が目立つ。

前に「僕は歌謡曲育ちである事を隠さない」と言っていた。
また「100円のレコードから曲を作る」なんて事も。

そういった意味ではkrevaにとってメジャーは居心地の良いシーンなんだろうと言える。明確な音楽的価値観を発揮できる場所なんだろう。

気持ちのよいpop。抜群のラップスキル。
個人的にはレコードへの愛情を歌った「音色」。sonomiをfeatした
「ひとりじゃないのよ」が良かった。

ボニーピンクを持ってくるとこも好印象。つまるところkrevaによる作品集といったところか。

これからどう変化するか。中々スクラッチも上手い。
RIP SLYME

nikeのcmで再評価の兆しが。
もはやpharcyde越えを果たしたripslyme.

めちゃくちゃかっこいいよこれは。
誰かが「funkは体で体現するんだ。体で消費を防ぐんだ」なんて。ripに対する最大級の賛辞だと思う。

「tokyo classic]で「funkastic](breakestra remix)は、ripslyme型funkの理想型だと思っていた。
僕は付け加え忘れていた。未来型funkを体現する唯一のグループこそripだ。

funkは進化する。形を変えながら。
僕は路地裏でボールを蹴るロナウジ−ニョと裏で流れる「stepper,s delight]を聴いて進化を感じた。
JHETT a.k.a.YAKKO for AQUARIUS Sowelu BIG-O D.MEYERS C.SYLVERS N.BEARD SAIGENJI LISA YAKKO for AQUARIUS CD カッティング・エッジ 2005/02/09 ¥1,260Get Ready‐Nite 2 Remember-(feat.Sowelu&BIG-O)
Sweetest ‐Spanish Guitar Mix‐(feat.SAIGENJI(仮))
Get Ready‐Nite 2 Remember-(Notorious D.O.I.Remix(仮))
Get Ready‐Nite 2 Remember-(instrumental)

有名なdance classicであるshalamerのnight to rememberをほぼまんまサンプリングしたR&B。

最近聴いた日本のR&Bの中では異色の出来だと思った。それは僕がdance classicが好きだからというのもあるんだけど。でも日本人によるカヴァーでも,サンプリングでもdance classicから作りだされた曲において駄曲は僕の記憶ではあまりない。

元の曲がいいのもあるけど。これはクラブでも十分使える。12インチで入手できるなら是非欲しい。

それはそーとsoweluの歌い方なかなか好き。この曲では特にそれが映える。サビのもってきかたはかなり哀愁度大。

偶然のアルバム

2005年3月3日 音楽
スチャダラパー CD 東芝EMI 1996/09/04 ¥3,059

3月17日池袋BEDのイベントでDJをやってきます。まだ2週間前ですが、選曲のベースを作ってみました。

1 ALIVE(REMIX) / BEASTIE BOYS

2 RADIO RADIO  / MIC BANDITZ

3 I FEEL HIGHER / KRAFTY EPLE

4 HOT MUSIC  /   SOHO

5 SUPERSTAR PT ZERO /  K−OS

6 音の細道  /ASAYAKE PRODUCTION

7 IDIOT GEAR / LOUIS LOGIC

8 MEGAMIX  / スチャダラパー

9 COSMIC NIGHT RUN / M−FLO(HALFBY REMIX)

10 RAPPERS DELIGHT / SUGARHILL GANG

11 A PEEK IN TIME / CUT CHEMIST

12 SHE WANTS TO MOVE / NERD

13 GALVANIZE / CHEMICAL BROTHERS

一応ベースです。実際かけるのはベースとは全く異なる事も多いのであれなんですが。かける曲の数もまだまだ多いので、これから試作しないと!

今日は96年作。スチャの偶然のアルバムです。何回も言ってますが、スチャは何年前の曲でも時代を感じさせないとこが好きです。山下達郎のように、20年、30年前の曲でも音がいいから全然聴けるという事です。最高ナリ!!
De La Soul CD Tommy Boy 2001/10/09 ¥1,969

1988年作。歴史的認識としては、当時マッチョな黒人音楽として捉えられていたHIPHOPにおもちゃ箱みたいなカラフルで明るいHIPHOPを提示し、既成概念をぶち壊した。。

つまりこれはHIPHOPなんだけど、HIPPOPでもあるという事。そんな事書いてしまえば、コアな層の人からお叱りがくるかもしれません(笑)しかし、POPはPOPなんだから仕方ない!

僕はPOPが大好きなので、この作品はドンピシャです。
HIPHOPに怖いイメージを持たれている方、受け付けないという方多いかと思われますが、そういう方には本当にお勧めです。何より影響を受けたのは、自分自身なので。

風をあつめて

2005年2月28日 音楽
wyolica Kenji so-to 降谷建志 大沢伸一 azumi CD ERJ 1999/10/01 ¥1,223風をあつめて(featuring kenji(降谷建志))
speak Like a child
風をあつめて(featuring kenji)(Carlos Murphy Mix)

wyolicaのデビューシングル。
STEADY&COの「ONLY HOLY STORY]にもFEATUREされていたAZUMIちゃん。すごい声が好きです。

『風をあつめて」はギターのカッテイングが印象的なミドルテンポの爽やかな曲だと思う。デビューシングルだからというわけではないが、REMIXERの面々が凄い。当の「風をあつめて」だって当時脂がのりまくっていたSTEADY&COが絡んでいるし、他にもMURPHYこと大沢伸一。さらに12インチカットでは流のDJ HIDE REMIXまで。

好きな人にはかなりの話題作だったように記憶している。
この曲を画像付きで載せられる事にも驚いているが、今も昔(そんなに大昔ではないが)も、僕の好きなものは変わらないんだなと思ってるこの頃。

The Ones

2005年2月26日 音楽
マライア・キャリー JD ホイットニー・ヒューストン ベイビーフェイス ブライアン・マクナイト CD ソニーミュージックエンタテインメント 1998/11/18 ¥2,520

中学生の頃初めて買った洋楽のアルバム。

初めて買ったからというわけではないけど、ホントによく聴いた。今はそんな熱心に聴く事はなくなったけど、今でも純粋にFANです。

6曲目「ALWAYS BE MY BABY]と10曲目の「DREAM LOVER]は友達に配るMIX TAPEの中に必ず入る曲です。ただ好きな曲ではなく、僕にとっても特別な思い出がつまってる曲達だからです。

僕が密かにMIX TAPEを作りつつ"けるのは、僕にとっての特別な曲を人に伝えたいというより、初めて音楽を聴いたときの感覚をTAPEを通して思い出したいのかも知れません。
キャノンボール・アダレイ マイルス・デイヴィス ハンク・ジョーンズ サム・ジョーンズ アート・ブレイキー CD 東芝EMI 2004/06/09 ¥1,500枯葉

部屋に山のように積み重なっているレコードの中から、久々に取り出してみました。持ってはいるもののこの作品と「BITCHES BREW]はまだ聴き通した事がありません。

まだ僕には聞き通して何か見えてくるというレベルには達してないように思うし、まだ若いように思えます。

たまに部屋でかけっぱなしにしてCHILLしてます。

今は楽しんで音を聴きたいという思いが強いので(いつも楽しんでますが)様々なものをほっぽり出してかけています。
今日は地元のDISK UNIONにて久々のレコード買いです。
バイト帰りで閉店間際だったのでじっくり探索する事ができませんでしたがいつも買い逃していたHERMAN KELLY「DANCE TO HE DRUMMER’S BEAT]を400円ナリ!!。な値段で購入、後は初期大沢シンイチの12インチも500円ナリで見つけることができて満足。

ケツノポリス3

2005年2月21日 音楽
ケツメイシ CD トイズファクトリー 2003/10/01 ¥3,059

 「太陽」を聴いたとき本当にいい曲だと思った。ケツメイシはいい曲が多いから単純に好き。まだメジャーに上がる前、全然売れてない頃から知ってるけど、いずれ上に上がるんだろうなって思ってた。恵比寿のガーデンホールかなんかで、何かのイベントだったかで、見かけて話しかけたんだけど、腰の低い感じで印象がよかった。

 BEATにウエッサイの香りもするし、レゲエの香りもする。
というかPOPっぽいところが好き。

 単純に踊れる。気持ちよく。野外で一回聴いてみたいなー。

「こっちおいで〜。おいで〜。今日は朝まで踊ろう。」
ジュラシック5 CD ユニバーサルインターナショナル 2000/06/21 ¥2,541

朝から寒気がすると思ったら、熱出してしまい今日は一日大変でした。流行のインフルエンザではなかったらしく、冬風邪(?)っぽくて、今は熱もある程度引き、安静してます。

これまで多くの作品を紹介してきましたが、コレはなぜか一度も載せてませんでした。4年前COMMONの4作目と同時期に出され、どちらを買うか悩んだ末にCOMMONを買い、長らく買い逃している間にLP盤は今や5000円OVERになってしまい簡単に手に入るものではなくなってしまいました。

一DJの視点でこの作品を手に入れたい理由は「SWING SET]収録なのはLP盤だけだからということです。SINGLEカットされていないこの曲はRAPの入っていないBREAKEBEATSですが、多くのDJが血眼になって探す曲なのです。

さらには曲の途中に多くのブレイクが入る事により非常に使い勝手が良いこと。

最後にかっこいい事。これがやっぱり重要。。

リリース当初も話題作だったが、現在のこの作品に対する評価はここ2年位で確立したと思う。当時のDMR誌では年間順位が50作品中30位くらいだったように記憶しているし、多くの識家は飽きやすいと言っていた。しかし、作品後そのベクトルに多くのARTISTが流れ込むにつれて評価が高くなっていった。

世界有数のコレクターとして有名なCUT CHEMISTと単独で出したALBUMも高評価を得たNU-MARKの作り出すBEATは既にこの時から円熟していた。
ウィーザー リヴァース・クオモ CD ユニバーサルインターナショナル 2004/10/21 ¥1,470

僕は基本的にPOPが大好きです。渋谷のFAMILYというクラブを中心に活動する関口紘嗣というDJが「粋」というMIXTAPEで、

「POPを好めずしてDOPEは知れず」
「DOPEに至らずしてPOPは語れず」

という本人自作の格言を披露していた。

WEEZERの3年くらい前に出た作品。僕はROCKには疎いので、しっかりしたレヴューはできません。でも僕のPOP好きに拍車をかけた、聴きやすさと力強さは今でも通して聴けます。

僕はこの作品をDOPEだと思っているし、POPだとも思っています。結局DOPEだとかPOPというのは、その人の価値観次第であって、カテゴライズされるものではないと思ってます。
ROCKをHIPHOPと言ってもいいだろうし、その逆もしかりです。またさらにはPOPだといってもいいのです。

結局僕の中でのDOPEとはPOPと同じ事なのです。
 この作品が発売されるちょっと前に、86年頃だったかの「OLDSCHOOL CUT UP」系のMIX CDが再発された。ちょっと視聴しただけだったが、NORMAN COOKやDJ SHADOWにも勝るとも劣らないそのCUT能力に驚いた。今から20年近く前。凄い人がいたもんだ。

そしてこれ。

コレを聴いて、先ほどのMIX CDがどうしてその完成度を誇ったのか判然とした。まさにPRIVATE MIX。というかヒロシ氏が単純に好きな音楽をCDにしただけという見方も存在するけど、一般的には知られていないこんな素晴らしい曲がまだまだ埋もれているという事を、藤原ひろしのような影響力のある人が紹介する事に意義がある。

みなに紹介するというより、本人の原点回帰のような気もする。
オムニバス Muro

昨日新宿にてイベントに出演してきました。かなり不完全燃焼でした。とても悔しいです。フロア全体の色を変える事ができなかったのが何より悔しい。それがたとえそのイベントの趣向が自分のスタイルと違っていたとしても。

活動というより音には常に謙虚な気持ちを持っていたいし、向上心も持っていたいから、どんなイベントでも100%の力を出したいと思う。昨日は50%位かな。

これまでの調子が良かったから、ここで一回リセットの必要があるのかも。上がって落ちて、また上がって落ちての繰り返しです。悔しいからまた練習する。音楽性のセンスを磨く努力をする。向上心。

Mary

2005年2月5日 音楽
ジョージマイケルとの合作である「AS]を収録したアルバム。
この曲を初めて聴いたのは、確かTVKのミュートマかなんかのPVだったと記憶しているが、余りの曲の良さに拍子抜けした。

後で、STEVIEのカヴァーだったと知るのだが、たとえカヴァーであろうとよくここまでの楽曲を作りだせたと感激した。
REMIXERはUKの重鎮CJマッキントッシュ。よくやった。

MARYは「REAL LOVE」等を収録し、HIPHOPとR&Bを融合した記念碑的作品である「WHAT’S THE 411?」、そしてDR,DREと組み新基軸を打ち出した「FAMILY AFFAIR]収録の作品(名前忘れました)がシーンへの影響力が強いですが、「QUEEN OF HIPHOP SOUL]とは何たるかを知らしめたのはこの曲でしょう。
Jamiroquai CD Sony Soho Square 1993/08/10

STEVIE繋がりなんですが、先日MADLIBによるSTEVIE作品を紹介しました。方法論の違いですが、CONTEMPORARY的解釈でJAMIROを観るとSTEVIEに近くなります。

ちょっと抽象的過ぎますね。簡単に言えばJAMIROは現代のSTEVIEだという事です。別に目が見えないから同じだとか、そういうのではありません。ただ僕が勝手に思い込んでいるだけなのです。

既に出た6枚のレコードから、幅広い音楽的土壌が見受けられる。そこにあるのは、70年SOUL,FUNK.それを今風に捉えれば、HOUSE,JAZZ何でも。。JAMIROは変えていった。

この1stは初めはJAZZだと思われていたらしい。
今は?
ROCKINでもDMRでもFLOORでも彼等は取り上げられなかったことないんじゃないか?
そのあり方は一アーチストとして驚愕である。

Shades of Blue

2005年1月30日 音楽
Madlib CD Blue Note 2003/06/24

2003年にBLUE NOTEのREMIX集が出て、2004年にSTIEVIE、WELDONのSELFカヴァーが出たときは当然の流れだななんて思ってた。

根っからのHIPHOP CREATER。様々な変名で、BREAKBEATSやHOUSE、JAZZへAPROACHする作品をRELEASEしているが、基にあるのはHIPHOP.

BLUENOTE,STIEVIE,WELDONこの3人が出てきた時点でHIPHOP大好きって言ってるようなもんだ。

でもこのSHADES OF BLUEが出たときは凄いなって心底驚いた。
JAZZの高音を強調しつつ、低音を曇らせて音の間を作り出すような。

UNDERにはMADLIB。OVERにはMISSYがいる。あの時は両シーンが並立していた。最近僕の情報量が少ないのか、STONES THROWもMADLIBの話も聞かない。作品の出しすぎで疲れたなんて言わせないよ。
Monk Hughes & The Outer Realm Madlib CD Stones Throw 2004/07/27
Yesterdays New Quintet ( Madlib ) CD Stones Throw 2004/04/20

ASTROMANTIC(CCCD)

2005年1月27日 音楽
CHEMICAL BROTHERSとFATBOY SLIMとMーFLOを同一線上で考える事は少々無理があっても、同じGROOVEを感じ取れる似たもの同士なんだなとは思っていた。

その制作過程は創造に満ち溢れていて。なんでも良いものは取り入れていこう。ってか面白いことやろう。そんな感じなんだろうな。

CHEMICALの1STカットでFEATUREされてるのがQ-TIPというのは驚きだった。そ〜いえば、彼等OLD SCHOOL好きなんだよな。よくあの時代の声ネタとか散りばめられてるし。彼等にとっては憧れの人との競演になったわけだ。

当の作品に関しては、以前の立ち位置を求める層には受け付けられなさそうだと感じるが、僕は全然ありだなって思ってた。CHEMICAL流POPなんて面白すぎ。色々やってたらこんなんになちゃいましたみたいな。

Push the Button

2005年1月27日 音楽
The Chemical Brothers CD Astralwerks 2005/01/25 ¥2,078

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