Pete Rock & C.L. Smooth CD Elektra/Asylum 1992/06/09
The Roots CD DGC 1995/01/17 ¥1,093

Resurrection

2005年1月19日 音楽
Common Sense CD Ruthless 1994/10/25 ¥1,860

前にsteady&coのレヴューで今はJAZZY系HIPHOPのバブルだと書きました。

以前からの評価自体に変化はありませんが、この時期に聴いてみる事は相対的な評価のきっかけになるのではないでしょうか。

JAZZY系RAP ARTIST全てがこの作品に多大な影響を受けていると断言できる。

94年GOLDEN ERAが生んだHIPHOP系RAREGROOVEの原点。
アラウンド・ザ・ウェイ

この人たち知ってます?

REALLY INTO YOUというR&B史上屈指の名曲を残して消えた幻の一発屋さん。まだDMRが地下にあった頃なんですが、何かの雑誌でそこのスタッフが、「ここ5年間でこの曲を超える曲に出会った事がない」と言っておりました。

CDだと探せば、BOOK OFFで250円で買える品です。
レコードだと再発はよく見かけますが、オリジナルはまだ4000円位するんじゃないでしょうか。

ネタがネタだといってセコイという声もチラホラ聞こえますが、
そんな事言ってここまでの曲に仕上がるとは誰も予想してなかったでしょう。

僕にとっては思い出の一曲。
もう2004年も終わりです。今年は去年以上によく考え、動いた年だったように思う。いい事ばかりではなかったけど、迷いがない点では今年は上り調子だった感はあります。今の調子であきらめずに頑張りつつ”けたい。音楽的なSTYLEもどんどん変化していく中で、自分がこれからどんな風に変わっていくのかまったく分かりませんが、とにかく何に対しても偏見を持たずに、自分の感覚にひっかかるものを大事にしていこうと思います。

それでは今年イベントでお世話になった10枚を。

1 ERIC B AND RAKIM   I KNOW YOU GOT SOUL(SIX MINUTES                          MIX)

2 PHARCYDE       SOULFLOWER(REMIX)                       

3 FREEDOM        GET UP AND DANCE

4 DJ SPINNA       ROCK(GRAND FINAL)

5 BEASTIE BOYS     TRIPLE TROUBLE

6 JACKSON5       I WANT YOU BACK88REMIX

7 ASAYAKE PRODUCTION  音の細道他SINGLE全て

8 RIP SLYME       UNDERLINE NO5(CHARI CHARI
                     MIX)
9 AYB FORCE       CUT UP EP

10 LOLEATTA HOLLOWAY   RUNAWAY

11 BRAND NEW HEAVIES  YOU ARE THE UNIVERSE

Illmatic

2004年12月21日 音楽
Nas CD Columbia 1994/04/19

かのKRUSHはHIPHOPの魅力を「ドラムの鳴り」と表現した。全く以って同感。そのドラムは様々な形に変化し、多くの音楽が作り出されていった。

ドラムに対する美学を多様性に求める人達にとっては、DRUM&BASS、BREAKEBEATSに傾倒しする。それを前者とすれば、後者は?

NASの1STはKRUSHのいういわゆる「ドラムの鳴り」の魅力がつまったあの時代の到達点。

KRUSHの「STRICTLY TURNTABELISED]は東の金字塔なら、NASの「ILLMATIC」は西の金字塔。

10年という歳月を経ても色あせずに輝きを放つ。

Dig Your Own Hole

2004年12月15日 音楽
Chemical Brothers

最近の僕の音の聴き方は、その音楽をいかに自分の選曲に応用するか?というよりできるかという事に重点を置いてるので、どうしてもレビューに偏りが出てしまいます。

これまでBLACK系の音を中心に聴いてきて、ここ1年程の間で幅広く様々な音楽を聴くようになってきました。

そして思うことは、心に響く音楽は枠など必要ないという事です。

多くの音楽を聴くようになった事は、確実に自分の選曲にも反映しています。

最近ではHIPHOPからDANCE CLASSICにBREAK BEATSにR&BやREGGE、JAZZやDISCO系まで多くの音楽を自分の色に変えられるような選曲ができるよう模索しています。

「DIG YOUR OWN HOLE]

その言葉は常に自分に言い聞かせていたい。

もちろんこの作品にはこの言葉に値する深さがある。

話はいつも単純。かっこいい。それだけで十分。

MASTERPIECE (初回)

2004年12月2日 音楽
RIP SLYME

まだ若い僕の目からは、初めは物足りなく感じてしまった。彼等の持つセンチメンタルな音楽性はそれを具体的に音だけで表現できるものではなかったからだ。

僕はどこかでリップの好奇心溢れる作品を期待していた。

しかし物足りなく思った反面、こうきたかと不意を付かれたのも事実。

何回も聞き返した。

そして反省した。僕は自分のロジックで見すぎていた。

リップの持つセンチメンタリズムとFUMIYAの作るTRACKが狂いなく融合した「黄昏サラウンド」目の当たりにした。

トップランナーに出演していたとき、FUMIYAは
  「TRACKとRAP合わせて100になるように曲は作る。作りすぎたら抜く作業をする」

 と言っていた。既に崩しの域。これが「MASTERPIECE]たる所以か。

One×One (CCCD)

2004年11月25日 音楽
CHEMISTRY

「君をさがしてた」REMIXでシーモネーターを起用したり、韻シストREMIXがあったりと、果てはM−FLOとスペーシーなコラボ曲を作ってしまったり(それが余りに高いクオリテイー!!)と中々面白い事やってんなと思ってました。

そしてこの作品を手にしたわけですが、実際は飽くなきR&Bを追求した正統派な内容でした。

UKR&Bを聴いた時の感覚のような心地よい作品。

SINGLEのB面でやってのけるFUNKYな人選でのREMIXへの好奇心は閉鎖的なR&Bシーンに対しても新鮮に響くし、それでもアルバムでは正統派R&Bを踏襲する事は、R&Bへの深い愛情から成せるものだ。だからこそいっそうこの王道と好奇心の感覚のバランスを大切にしてほしい。

eastend×yuriを思う

2004年11月21日 音楽
GAKU-MC GAKU

このグループをご存知でしょうか。「DAYONE]や「まいっか」等数枚の大ヒットSINGLEを残してFADE OUTした、RIPやKICKより先にチャートで1位を取ったHIPHOP GROUP。

去年EASTENDがRE UNITしたのをきっかけとして、家の隅に奇跡的に置いてあったCDを聞き直してみた。

音はすこぶる気持ちいい。

多くの雑誌で彼等をHIPHOPの文脈で語られる事はない。見たことがない。今よりハードコア色の強かったあの当時、またたくまにチャートを制してしまったいわゆるJ-RAPはどう扱われたんだろう。

音はこんなに気持ちいいのに。こんなにHIPHOPなのに。

EASTENDだけなら評価も違っただろうと思う。YURIの起用は余りに商業的過ぎる。EASTENDとはキャリアも違うし,曲を聴けば差は明確。

始めは、初めて聞くRAPのもの珍しさに食いついたリスナーも所詮一過性の流行だろうと、飽きていったのだろう。

それでも今でも十分聴ける。

数年前のBLAST誌でほんの一行だけ、EASTEND×YURIに関する記述を見たことがある。
「結果的に何も残せなかった彼等と違って」

何も違わなくない。EASTENDがいたから。そう彼等がいたから。

時代の必然だったのだ。土台は作った。

不遇のGROUPへの再評価。

DON’T WANNA CRY

2004年11月14日 音楽
 「DON’T WANNA CRY]

 アムロの熱心なリスナーではないんだけど、個人的にアムロで
 思い浮かぶのはこの曲。

 今でも度々耳にするアムロの曲を聴いていても、一番アムロの良さが出るのはこの曲な感じだと思う。

 95年あたりだったと思うけど、今聴いても新鮮。

 もろチキチキなR&Bビートでやるのもいいんだけど、みんな同じように聴こえてしまうし、MISIAくらい歌唱力があるか、CHEMISTRYみたいにずば抜けたメローセンスがなくちゃ。
  
 この曲展開の仕方が絶妙。妙に感傷的な歌詞もあいまって、通して聴いても飽きる事がない。。

 発売されてから10年くらい経つが、未だ時々口ずさんでしまう。
 BLACKへのノスタルジーを日本人の音で表現した名曲。
 
 
 
そのBEASTIE BOYSより柔らかくて鋭いメッセージとともに

今がキャリアの中で一番脂が乗ってるような感じが。

もう現役でいてくれるだけで十分。

音は昔から保障済みだし。

OLD SCHOOLのフレーズも多いし。GRANDMASTER FLASHの「MESSAGE]とか。今はやっぱり流行なのかな。

BREAKEBEATS回帰。4年のインターバルはHIPHOPの初期衝動を思い出すための4年間。

「やっぱHIPHOPが好きだわー」

スチャを聴くたびそう思う。

個人的に原点回帰。

CHAMBERS・STEADY&CO

2004年11月10日 音楽
いつの間にか影響を受けてたと思わされたのがごく最近だった。

 久々に聴いて驚いた。
 
 今でこそ巷に溢れかえるJAZZY HIPHOP。日本人が作った作品としては間違いなく本作が金字塔。

 HIPHOP層からはことごとく無視されてしまった迷える名作は今をもって輝きを放つ。

 KJ自身は「90年代中期の音を意識した」と言っていたが、

 あえて言うなら95年、6年あたりのUNDERGROUNDか。

 しかし、本作からは2005年、2006年型JAPANESE HIPHOPと言うべきか。

 ECDがかつて何かの雑誌に
 「見つけてる人は見つけてるはずだ。向こうになくてこっちにあるもの」

 抽象性の高いその言葉の意味が、今になって響き始めた。

11月10日の日記

2004年11月9日
普段12インチのアナログをチェックする時に使うサイトです。

 JET SET RECORDS

 http://www.jetsetrecords.net

 DMR ONLINE SHOP

http://shop.dmr.co.jp/webshop
  
 視聴も可能ですし、様々な音楽を独自の選曲で販売してるんで
かなり刺激になるはずですよ。一度覗いてみてください。

globe

2004年11月8日 音楽
150円という破格の値段購入した1STと2ND。

 OZZYさんのGLOBE評と同じく、実際聴いて感じた事は小室音楽の核は1STに集約されてるのではないかと言う事です。

僕もTMNを聴いて、いわゆるキャッチーなグルーブセンスを磨いてきたので、その路線でいくとこの作品にたどり着くというのは、
なるほど!と言う感じです。

比べて2NDは確信犯的作品であるように思えるんです。

1STの明るさに何故こうストイックな。。。。

ストイックにキャッチーという発想なんですね。

かつてTMN時代から「KISS YOU]等、実験性の高い音にキャッチーなサビを混ぜるという曲はいくつかありました。

キーはキャッチーでした。小室氏はキャッチーの使い方が天才的だ。芯のない音楽と表現されるのと紙一重なその言葉は、ふり幅、いわゆる間の取り方で劇的に変化する。

つまり名曲がさらに名曲になるのもたやすい。

僕等の音楽で見た「FEEL LIKE DANCE](PIANO VER)はほら。。。

そういうことなんです。
 「思考を止めるな」

 こう伝えているようにしか聴こえなかった。

 この作品から掲げられている問題事項は、一種人種の壁がつきまとう。黒人だから。。。日本人だから。。。

 問題意識を共有することはできるはずだ。

 こう言われたからこうするんじゃなくて、どう取り組むかなんだと思う。

 「WHAT’S GOING ON」

 こんなに説得力ある。愛を声高に叫びまくった人間臭さ全開

 のエロ親父に言われちゃ当然か。

 「SOUL]を「SOUL]たらしめた珠玉の金字塔。

To the 5 Boroughs

2004年10月25日 音楽
カラフルな色使いで、ただでさえカラフルな曲達なのに
「ダサいんだけど、かっこいい」な感じ(あえて!)にして、なおかつ
インスト系ブレイクの多用により、近未来的なナンチャラな感じにして。。。。

と前作「HELLO NASTY]の感想を一言。

僕、前作の方が好きかも。

原点回帰とかいつつ、どこに原点回帰なのか?TRIPLE TROUBLEのようにオールドスクール回帰?流行への回帰?

曲単位では小粒揃いなんだよ。でもなーなんだろーなー。
ただカッコいいっていう言葉の解釈なんだけど。

兄さんにはいつまでもダサかっこいい存在でいて欲しいだけなんですよ。
 

Dandelion

2004年10月24日 音楽
あえてDANDELIONを表題曲にもってったのは消費者へのニーズを
期待したのか?音楽的な冒険心は一曲目ではできなかったのか? 

 一瞬疑ってしまうくらいハイライトは2曲目。この曲はGALAXYへの伏線とも取れる。

 TIME TO GOではDRUM&BASS、そしてピコピコ系DISCOへ。

 ん?じゃあ黄昏は?

 彼等は感覚なんだ。。。ころころ変わる音楽性もまた

 「魅力的な不安定さ」なんじゃないのかい?

FACES PLACES

2004年10月24日 音楽
今日の「僕等の音楽」のゲストは小室哲哉だった。正直に話すと、ここ数年間は小室哲哉関連の作品は耳にした記憶がない。

というか興味なかったと言った方がいい。

OZZYさんのこの作品へのコメントや「FEEL LIKE DANCE」のPIANO
 VERを聴いてもう一度じっくり聴く必要性を感じた。

小室氏は売れる音楽には何かがあって、売れない音楽には理由があると言っていた。

その何かが知りたい。

それは自分の音楽性、選曲の色に何かを補色してくれるものだ

という直感なんだけれど。

明日BOOK OFFへ。

10月15日の日記

2004年10月15日
生活していると色々あるものです。年齢に関係なく。

 日々様々な事を思いながら、必死で生きてる。

 それはみんな同じ。こう客観的に分析できている時点では、

 まだまだ余裕があるって事なのかも。。。

 実は言えてすっきりしたし、あの後みんなと騒いで余計な事

 考えなくてすんだし。むしろ、今は今日みんなと遊べて、本当

 に楽しかった。こんな時はガキになる。ってか俺はガキだ。ま

だまだ青いよ。考えてる事もガキだ。ここで大人ぶる必要なんて

ない。でもガキなりに考えてる事には筋を通したいから、この選

択は間違ってなかった。よしこれからだ。

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