深海

2005年5月11日 音楽
Mr.Children 小林武史 桜井和寿 CD トイズファクトリー 1996/06/24 ¥3,059

僕が思うに、ミスチルを一言で表現すると「優しさ」なんだと思う。僕は歌詞を全て覚える程のミスチルリスナーでもなければ、この作品ですらREALTIMEで聴いていない。だから各作品にあーだこーだ言える立場でもないんだけれど、どんな攻撃的で痛みを伴う歌詞であっても桜井の放つ言葉からは「優しさ」を感じとってしまう。

この作品から聴き取れる言葉は実は愛されている事に気付かない振りをしてる「優しさ」。「シフクノオト」は愛されている事に気付いた「優しさ」。

「自我」と「愛」。若い僕からは想像も出来ない程深いテーマ。
「深海」からはその両方を現実に即しながら不器用に繋ぎとめている。時には圧倒されそうで聞苦しくもなる。それでもこの作品が最高傑作と言われるのは、単純に愛されてるから。共感されているから。
そのアンバランスさに魅力を感じる人が多いのだと思う。

一方「シフクノオト」はもはや悟った感があった。不安定さも無駄もない、全てがSIMPLEに聴こえた。僕は今の方が好きだ。

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