beats and rhyme of life考察

2004年5月7日音楽

ア・トライブ・コールド・クエスト

高校2年の時からでした。TURNTABLEを買って、音の泥沼にはまっていったのは。

こいつらは僕が深みにはまるのを手助けしつつ”けました。

98年に解散しましたが、その音の制作過程において未だシーンに影響を与えつつ”けてる伝説のGROUPです。

ちなみにこのジャケは4作目です。

物好き一般の評価では1，2，3作目までが黄金の3部作であって、4作目からは評価が下がっていきました。

僕個人としても2作目が最高傑作で、HIPHOP史上最高の一枚として断言できます。

じゃあなぜ4作目なのかって？ってことなんですが、2つ前の日記でNUJABESを紹介したように、ここ2，3年前からUNDERGROUNDの動きが活発になってきてます。UNDERGROUND＝暗い、怖い、コアという図式はもはやありません。多様化し、コアな路線で突き進むものもあれば、よりPOP路線、JAZZ路線で活動するARTISTもたくさんいます。
そうなってくれば、それぞれはより質の高い音楽を作ろうと必死になります。

そんな状態のシーン全体に大きな影響を与えたのがこの4作目だと思うんです。

去年あたりなんですが、ある日本のDJがUNDERGROUNDばかりを集めたMIXTAPEを発売したんです。その内容は明らかにこの4作目に大きな影響を与えられたような曲ばかりだったぐらいっすからね。

みながみなこの作品ってわけではないんですが。。

少なくとも現在を軸にすると、この4作目が大きな足跡になってるわけです。