個人的に社会の底辺から覘いた映画・・・つまりそれがギャングものでもどんなジャンルのものでもいいんだが、そういうある種のrealityが垣間見える映画には魅力を感じてしまいますね。この作品も然り。話はブラジルのスラムの話。法も秩序も関係のない神の住む町が舞台だ。そこで繰り出される、ギャングの抗争、主人公のほろ苦い恋愛模様等、監督や原作者のrealityを直視しろとの強烈なメッセージを含みつつ、斬新な映像テクで我々を魅了する。ぶっちゃけかなりhitしました。個人的に。この手の人間の業的な話題をテーマとする作品って、とことん重くみせるか、一歩引いてわざと軽くみせるかのどちらかが多いんですが、どちらがいいのかってわからないんですよね。ただ重くしても映像と役者、視聴者の疎通が合わない時ってありますよね?だからといって軽くしてもねーって話になるんですよね。でもこの作品はうまい具合にバランスとってるんですよね。扱うテーマがテーマだし必然ちゃー必然なんですが。何はともあれ必見ですよ。結構笑えるし。

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